大垣競輪第3回ウィナーズカップ決勝戦

おはようございます。

4日間の熾烈な戦いも佳境を迎えます。

予選を勝ち上がってきた9選手

フレッシュな顔ぶれに近況好調な面々

そして無くてはならない顔も揃い

非常に面白いメンバーになりました。

まずはライン構成を

特選　毘沙門天賞を快勝で準決勝は惜しくも2着に沈んだ脇本雄太（福井）と
三重のスーパースター浅井康太（三重）の中近でラインになりました。浅井にとっては絶好の番手戦。去年の競輪祭準決勝が思い出されます。しかし連日吹く風や、展開によっては浅井でさえも離れることもあり得ます。堂々と人気を背負う主軸ラインでしょう。

南関は３車になりました。
渡邊雄太（静岡）郡司浩平（神奈川）中村浩士（千葉）で
長いラインを活かして2段駆けもあります。是が非でも先手は取りたいが、渡邊雄太の真の成長が試される課題の一戦。郡司は一昨年の覇者。

そして今年絶好調の太田竜馬（徳島）と松浦悠士（広島）の中四国ライン
準決勝で松浦が必死で太田を残した甲斐がありました。太田の駆け方も非常に重要です。駆けてよし、捲ってよし。後ろの松浦も自在性に磨きがかかっておりビッグタイトルは是が非でもといった感じ。

昨日大金星をあげたアフロ山崎賢人（長崎）には、北のスポークスマン佐藤慎太郎（福島）が2節連続の特別決勝に乗ってきました。脇本を封じた内を掬った捲りから最後はタテの踏み合いを制した山崎。年末の地元記念で落車してからしばらくブレークを果たした走りに翳りが見えたのですが。今節の走りを見ると仕上げた感があります。そして佐藤は普段付く事がない山崎に付きました。近況は絶好調といっていいでしょう。2節連続で特別決勝ですから年末の大一番は視野に入ってる。ここも、一発を狙って。

ラインは細切れ４分戦

中近　南関　中四国　九州北日本の変則となりました。

初手ですが、脇本がスタートを取ると、思います。正攻法の形。その後ろに山崎。そして南関、中四国となりそうだと。流れは比較的早く出入りが激しくなりそう。

太田が前を切ってその上を渡邊が誘導を外しにいけばそのまま駆けてゆけばそのまま駆けていくが、ここがポイント。渡邊が脇本を牽制しながらゆっくりと踏み出しが遅ければ、山崎、或いは太田が先手を取る事も十分。後手後手に南関回ればかなりしんどくなります。

そして注目は脇本。打鐘からカマしていき最終ホームで叩ききれば人気の浅井と決まる確率は高い。ここで浅井が付ききれるかも問題の1つ。スッーと8番手に引いて、カマシ、捲りの2手になり仕掛けが遅れれば準決の再現もある。

それが一体誰なのか、南関が前をいけば番手から郡司が出ていく。すかさず山崎太田も先に捲っていく。

ここでポイントは内が開くのか。昨日の準決も脇本包囲網で外に外に膨れ、がっぽり空いた内を山崎が6番手から掬って内捲りの形で4コーナーで先頭に立ち押し切った。さすがに２日連続できる事ではないと思う。それなら後ろに付く、佐藤や、松浦がはたまた浅井そこを狙ってくる。

となればやはり脇本より先に外を回る

山崎、太田が狙いになるはず。

一発の魅力は山崎だが、

ここは太田の自在性とレースセンスにかけたい

しかし

あくまで本線は脇本頭。

3連単　1-6=3459

穴6-1=3459

大穴6-8=3459