早いもので、今年もあと10日程になりました。例年に比べて早めのボートレースGPファイナル。暮れの大一番、最後に残った6名は今までとは少し違う感じがします。機力よりもここまでくれば気力だと思います。単純に誰が一番勝ちたいかが色々なイレギュラーを起こす。それが前回の当地GPでも起こりました。
前回はしかもシリーズ優勝戦でも波乱決着だっただけに激動の2020を締めくくるビッグレースの結末は如何に?
SG V10へ死角はなしか?それとも

気づけば危なげなく優勝戦のポールポジションをゲットしたのは池田浩二。近年大きなレースでは納得いく成果が出てなかったわけではないが気づけば金のヘルメットを被ってからSG優勝がないのは驚きである。
そんな池田だが機力もストイックな整備と決して満足する事ない性格で知られるが、今回笑顔が多いのが目につく。いつも厳しい顔のイメージだが、なぜか?それはやはり西山貴浩の活躍が起因しているところだろう。今節そんな新しい一面を見せている池田に死角はあるだろうか。隣は深川真二になった、平和島の2コースからといえばダービージャケットに袖を通した思い出の水面でもある。今節もバシバシと差しが決まっているだけに絶品差しは健在。同県の弟分、峰竜太へこれ以上のないバトンが渡せるだろうか?。池田は西山へ 深川は峰へとファンならそのドラマを少し考えたい所でもある。
3号艇は坂口周、SG初優出で気合いは入る。坂口の持ち味は全速攻撃。捌きよりやはりパワーで押していくタイプだと思う。その坂口の進入もこのレースの焦点になりそう。スタート練習などの情報も頭に入れてほしい。
そしてグランプリ回りから唯一優勝戦に残った前本泰和。得点増しで優位にシリーズに回れる利点があるグランプリ組だが、やはり悪かった流れを取り戻すのは容易ではないのがわかる。
前本にしてもグランプリ組に入れば機力的に劣勢だったが、ここでは見劣りしない。2度目のシリーズVへ。スローに向けるのか、それとも。
そしてSG初出場で初優出を飾った秦英悟。
同期桐生順平には大きく水を開けられたが、今年は覚醒。今までは中途半端な攻めが多く勝ちきれなかったイメージがあり、大阪支部の中でも木下翔太、上條暢嵩などの後輩に後塵を拝して面もあったが、攻め切れるようになってからは元々上手かった差しとの両面で能力開花。去年の賞金王がいないだけに寂しい大阪支部の中では光となった。そしてその秦がこのレースキーマンだと踏む。
6号艇は地元唯一の優出である石渡鉄兵。
初日から3連勝で来てたが後半失速。それでも最低のノルマはクリアできた。地元のエース不在の中で、若手よりしっかりと役割を理解してるベテランが大きな仕事をやってのけれるだろうか。
さて展開だが、見出し通り、池田に死角はあるのか?ないのか?という点。機力的には前に特化してるか後ろの脚がいいかという点は多少あってもそんなに変わらない。というのが個人的な意見。各レーサーに合ってる合ってないで言えば、深川が一番良く見える。出足回り足は特にいいと思う。が、池田特有のウィリーモンキーの引き波を超えれるかが焦点。後は進入で
坂口が3カドならおもしろいが深川を叩けるかどうか。引っ掛かるなら池田の逃げは濃厚。万が一乗り越えるようならカカリが良ければ肉薄する。そこを展開突いての秦が浮上。そしてその秦の自力攻めもおもしろい。が0台踏み込みができるかどうか。それでも少し遠く感じる。それならば狙いは石渡の連穴
1-2-456
1-56-流し
狙い
2-15-156
この地から、この力、魅せるぜ

GPファイナルには多彩な面々が揃いました。
まずは1号艇は艇界人気実力共にトップに立つ峰竜太。今年は野中和夫がもつ最多V更新の期待がかかるほどのVラッシュで堂々の1位選出。その流れそのままに116で1号艇をGET。去年は転覆でファイナルを逃しただけに今年は2年ぶりの賞金王へ逃げるだけ。
2号艇は西山貴浩。選出17位からこのファイナル進出はまさにラッキーボーイ。艇界最高のエンターテイナーがファイナルを沸かせます。
3号艇は寺田祥、今年は地元下関では準パーフェクトでSGVそして今月もBBCトーナメントも優勝と短期決戦の対応も十分で。ここも一発ある。
4号艇は新田雄史、7年ぶりのファイナルで沸々と燃える。前回は若手の域だった、年齢的にも脂が乗っているだけに、意外性は一番。穴を開ける。
5号艇は平本真之。6年前の当地シリーズは5コースからの捲り快勝。枠なりならビッグショットの再現なるか。
6号艇は絶対王者松井繁。その松井繁も気づけばファイナルは8年ぶりのファイナル進出。
今年は並々ならぬ決意を感じるだけに松井の動きがファイナルのレース展開を左右する。
さぁ
展開予想です。
松井の動きに入れたいのは誰か、、、平本か、新田か、それとも西山までか。
展示の感じを見てもわからない。それがグランプリファイナルなんです、
予想だけは162/345か1246/35
基本的に峰が負ける時は深い時。深くなければ90%逃げる。
その残り10%にかけるか、深くなる確率にかけるか、峰の相手探しをするかはあなた次第です
逃げるなら相手は寺田と新田。
負けるなら頭は寺田と平本て
松井と西山を狙うなら夢です
フォーカスは敢えてかきません
2020のグランプリファイナルをみんなで楽しみましょう