第23回オーシャンカップ展望

7月11日から始まります第23回オーシャンカップ

まずは大雨の影響や、近づいてきている台風にも要注意ではあるし

被害を受けた地域の皆様の安全と平穏な生活を心から願います。

 

ボートレース若松は去年もボートレースメモリアルが行われ

その時に優勝したのは寺田祥選手

初のSG奪取となりました。

その前も白井選手ですね。

オーシャンカップとなれば松井繁選手が優勝して以来

5年ぶりに若松に戻ってくる

その松井繁が今回は居ない。絶対王者が居ないSGは久々である。

約6年間全SGに出場してきた訳だが

過去2回当地オーシャンカップ優勝経験のあるドル箱水面に王者が居ない

近況好調組で言えばSGグランドチャンピオン

涙の地元優勝が記憶に新しい白井英治

若松は先述にもあったSG初優勝の地。SG連覇に鼻息が荒くなるか。

そして、最高のリズムで迎えた二人は地元中の地元。

西山貴浩と仲谷颯仁である。

今年はG2常滑モーターボート大賞で初の記念V含むV4

地元若松のファンに地上のリップサービスだけではなく本気の水面でSG優勝という

絶好のチャンス。

仲谷は今年の九州地区選で記念初V。歳が近い羽野直也と比べられることが多いが前節ウエスタンヤングで堂々の逃げVでこの地元SGへ。絶好調のまま並々ならぬ気合いで迎える。

その他、平田、岡崎、篠崎仁、前田将、小野生、羽野ら8人もの地元勢が遠征組を迎える。

遠征組では井口佳典、中島孝平の今年のSGホルダーはもちろん。

去年のオーシャンカップ覇者、峰竜太、当地SG覇者の菊地孝平、寺田祥。

3度の同タイトル優勝の石野貴之など錚々たるメンバーで行われる。

個人的に注目なのはグラチャンでも優出した山田康二と長田頼宗

山田は地元唐津の次に当地が走り慣れてる水面。優勝こそないが、勝負根性が光るSGでの走りは魅力。去年から出場したSGでは予選突破し優出も2回。ここは期待したい。

長田は今年の始めに地元記念をカドから強気の捲りで優勝。びわこG2でも優勝し着々と東都の新エースとしての存在感が増してきている。

そして女子レーサーも侮ってはいけない。

いや、もう主役を張れる事はオールスター、グラチャンで小野生奈が証明した。

その丁寧なフリをもって地元水面でまたしても小野生奈が筆頭に女子が躍動する。

個人的には細川を穴で狙いたい。

そんな女子には好きなようにはさせないと若い世代も黙ってはいない

近況は少しリズム悪く苦しんでいる木下翔太の初のSGドリーム戦にも注目したい。

レジェンドも王者も艇聖もいないオーシャンカップだが

新たなドラマが生まれる事は間違いない。

W杯の熱気冷めやらぬまま

赤い悪魔にやられた悪夢を私たちボートレースファンは

赤いボートに真夏の夜の夢を託す。

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