静岡記念 決勝。
地元の総大将、渡邊晴智は残念ながら4着にないたが、弟子で甥の雄太が優参で何とか面目を保った地元勢
その後ろになったのは神奈川の何でもやれる桐山。での2車
別府での失態から汚名を晴らすべく浅井康太の準決の走りは見事。その後ろは準決同様、吉田敏洋。奇しくも別府での準決と一緒の並びになった。浅井にとっても心強いだろう。
そして111期のGC愛媛の松本貴治が単騎で優参。同期の南潤、山崎賢人には少し差をつけられたが、能力的にはヒケをとらない。ここを勝てばと一発狙って。
そして近畿勢、まずは大阪コンビの古性、南修二が準決は中段の絶好の位置を確保で茨城の師弟コンビや、南関勢に何もさせない完勝。そして続いて和歌山コンビが果敢に先手を奪い、稲毛がカカリよく駆けた結果ゴール前で東口が差してのまたもやワンツーを決めた。
分かれる可能性もあるかと思ったが
稲毛、古性、南、東口の並びで近畿が結束した。
近畿が4車で結束した以上、レースを動かす大本命にはなる。早仕掛けなら、番手から古性が出る場面も十分ある。稲毛が準決同様ならすんなりラインで3車で決まってもおかしくない。
しかし、そこに待ったをかける浅井、前述だが不甲斐ない競走、失格という汚名までかぶり、自身のSNSでは謝罪の言葉を一人一人にかける程の猛省ぶり。ここは何としても強い浅井、信頼の浅井を取り戻す走りをしてくる。浅井康太はそういう人間だ。後ろに吉田にしても浅井との相性は言うまでもなく、前後どちらになろうがいい結果を出してきた。ただ浅井が前になったことで、勝利へ何でもする気概は確かであろう。
そして南関、渡邊雄太にはとって地元優参という最低ノルマはクリアしたがここで不甲斐ない競走だけはという思いと、勝ち切る競走で真価が問われる。ただし、先に仕掛けて先行という策をとれるほど大胆な競走はできないかというのが見解だ。松本も単騎の競走がどこまでやれるか。まだまだ経験不足だと思う。
ここで怖いのは近畿を抑えに浅井や、渡邊が躍起になった時、打鐘からカマして後続を離す先行策に出れば波乱は考えられる。
浅井がイン粘りで番手奪取も考えているが、大阪コンビは全国に名を轟かせる名手、古性にしても自在制のある自力選手で何でもできる。ここがヒートアップするなら南関にも光が見えてくる。
色んな可能性が含まれる混戦だが、
近畿大本命は揺るがない。
本命29=6-1239
穴5=8-9
9-58-258
見応えのある一戦ですね